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そもそも精とは②

  • 執筆者の写真: 鈴木
    鈴木
  • 2021年2月22日
  • 読了時間: 1分

精の作用

a. 生殖

 ・生まれてから腎の生理機能が徐々に盛んになり一定程度まで充足する

  ⇒天癸(生殖機能の成熟を促す物質)が産生され、生殖能力が備わる

b. 滋養

 ・精は人体の組織や器官を滋養する

 ・精が充足していれば各種の生理機能は正常に発揮される

c. 血への化生

 ・必要に応じて血に変化する

 ・精が充足していれば血も旺盛となり、正常に各組織や器官を滋潤することができる

d. 気への化生

 ・必要に応じて気に変化する

 ・気は絶え間なく人体の新陳代謝を推動制御し、生命活動を維持している

e. 神の維持

 ・神(生命活動の総称)は精が充足することにより機能が保たれる



人体を構成する最も基本的な物質である気に変化することができる精はとても重要な物質であることがわかります。

精を補充するには飲食物を摂るしかありません。

全く食べないということがいかに危ないことであるかがおわかりになると思います。

しっかり食べて万全な身体づくりをしましょう!


次回からは血についてみていきたいと思います。

 
 
 

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